価格と機能性を両立したステルスシリーズ最新作
フルスペック車高調ながら低価格なアイテムを提供するファイナルコネクション。現在の主力商品『ブラックツイン』は、乗り心地も良好なので、エントリーユーザーも選びやすい。そして同社は、より内容にこだわった『スーパースペックダンパー』を企画! 減衰力調整は『ブラックツイン』の25段に対し、コチラは30段。ダンパーの構造も、基本的に単筒式を採用。サーキットでの連続走行にも対応する潜在能力を誇る、名前の通りのハイスペックな製品だ。
それなら、価格はお高いのでは……、と思いきや16万円でお釣りがくる!! コレは部品レベルから見直し、徹底的に効率化&無駄を省いたため。しかし、回転が生じるバネの受けの部分にベアリングを組み込むなど、機能面に関するコストダウンはない。性能は高いまま、コストを抑えられるべき部分を抑えている。スプリングの塗装等の処理も前モデルより手間をかけているのだ。まずはプリウス用から製品化し、徐々にラインアップを増やしていく計画。手ごろな価格のハイスペック車高調『スーパースペックダンパー』、気になる人は多いハズ!
【STEALTH SUPER SPEC DAMPER】
■価格:15万9500円
■対応:ミニバン、ワゴン、Kカー他
■仕様:全長調整式、減衰力30段調整、ピロ調整式/リジット固定式アッパーマウント※、単筒式/複筒式ショック※
※設定車種により異なる
30段の減衰力調整式で、車種等によってはキャンバー角の調整機構も確保。共通化できるパーツは共通化、素材も見直し、低コスト化を図った。
ストラット式はハンドルを切るとサスキットも回る(フロント用)が、スムーズな動きに貢献するベアリングも標準装備。機能面の“簡素化”はない。
サーキットの連続走行でもタレにくい単筒式で、減衰力30段調整式を採用。減衰力の設定次第で、元気な走りを手に入れることもできる。
写真はS13用なので、すべてがコイルオーバータイプとなる。ダンパーは、機械で組めるツインチューブ式でなく、手組みの単筒式が基本となる。
従来モデルを引き継ぎ進化したNEWステルス。
STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年8月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]