「ムークキャブ」の丸目ライトの愛くるしい表情がかわいい!
ムークはエアロメーカーと言うよりは、デザイナーという表現の方がしっくり来るかもしれない。ムークの広瀬さんは自動車メーカーのクルマのデザインを担当していた過去を持ち、独立後は光岡自動車や農業機械で知られるヤンマーの製品デザインを手がけるなど、華々しい経歴を持つ。その一方でベース車のイメージをガラッと変えるフェイスキットの開発・販売も行っているが、新たに手がけたのが「ムークキャブ」。現行型のキャリイトラックをベースとしたキットだが、クルマ好きならこの顔つきに親しみを感じるだろう。モチーフはかつてマツダから販売されていた軽トラック、ポーターキャブ。何度か改良を重ねながら、昭和後期まで販売を続けたクルマである。丸目ヘッドライトがもたらす愛きょうたっぷりなフロントマスクを、実車よりもボディが大きなキャリイトラックに絶妙なバランスでリアリティに表現。しかもコスト重視の一体成型が多い中、ヘッドライトの枠やバンパーは別体構造。これにより細部の塗り分けも容易となり、オリジナリティを出しやすい。「個性を出すなら塗り分けがオススメ。色を変える楽しさを味わって頂きたいですね」と広瀬さん。
Specification
●フロントキット 25万8500円
●リアキット 7万1500円
●上記2点セット 33万円
●ガーニッシュ 9570円
●メッキヘッドライト枠 要問い合わせ
●キャンピングシェル 参考商品
●適合:DA16Tキャリイ
知識のある人は自分でも付けられる親切設計
フロントキットとリアキット、それぞれ公道を走る上で必要な灯火類もすべてセットになっている。カプラーオン設計となっているため、配線加工は必要ない。付属の説明書も丁寧で分かりやすい。多少知識がある人なら、DIYで取り付けに挑戦するのも良いだろう。
カラーコーデでオリジナリティをゲット
自社で開発したキャンピングシェル
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KCARスペシャル ドレスアップガイド Vol.36 Kトラパーツブック2024 より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]