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伝統のラダーフレームを採用!【トヨタ・ランドクルーザー300】ベース車解説 前編

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強さと軽さ、貫録と気品を求め骨格から鍛えた最強のランクル

同一車名としてトヨタ最長記録を保持するなど、70年以上の長きに渡り、通算1150万台も販売されているランクルは、取り扱い国が現在170カ国以上と、名実共にトヨタを代表するグローバルブランドだ。

2021年8月に登場した、フラッグシップ車となる最新のワゴン「300」は、ランクルを開発するうえでつねに念頭に置かれてきた、開発中のクルマがその時点の最新車よりも劣る部分があってはならないというポリシー、〝現行同等以上〟を至上命題とする意欲車。ランクルの伝統であるラダーフレームの刷新を筆頭に、ボディはより強く軽く、足はより安定的であるべきと、過去最高ともいえる進化を遂げデビューした。

過酷な環境下でも実用性第一の、タフネスさをとことん追究した「70」シリーズと目指す基本路線こそ同じであるが、スタイルの方向性を〝高級豪華〟路線に振った「300」は、真のラグジュアリーカーという位置付けだ。「信頼性」「耐久性」「走破性」といったランクルの血統に加え、オン&オフどの道でも疲れにくい「快適性」も重視した開発が徹底されている。

骨格の剛性が先代比で+20%も高く軽い最新の「GA-F」プラットフォームへの変更や、アルミ素材を意識的に多く取り入れ達成した200㎏もの軽量化のほか、パワートレーンの搭載位置を後ろ、かつ下方向に移動し重心配分を再構築。サスペンションは制動時の挙動安定性や、悪路走行時に起こるタイヤの浮きづらさにも配慮して開発。低速時の取り回し性向上を狙いパワステのアシスト量を増やし操舵性を軽くするなど、14年ぶりのフルモデルチェンジに相応しい、待った甲斐のある高い完成度で登場し瞬く間に大ヒットとなった。

100系以来となるディーゼルがV6ツインターボで復活したことや、盗難率の高さも話題になるランクルに、トヨタ初となる指紋認証機能付きスタートスイッチが装備されるなど、話題になるべくしてなった時代の寵児、300。発売わずか1年で行われた受注停止が数年経過した現在まで続く状況は残念だが、いまはただ販売再開を待ち続けるしかない。

POINT 1 伝統のラダーフレーム、200㎏もの大幅軽量!

POINT 2 最新技術を駆使し、安定運転を強力支援

POINT 3 復活のディーゼル、エンジンは2系統!

300系の話題の1つが、100系以来となるディーゼルターボが、上位グレードの5人乗りに限られるものの3.3ℓで復活したこと。ディーゼルならではの太いトルクは大きな魅力だ。もう1つの選択肢である3.5ℓガソリンターボ共々、エンジンはV6。ミッションは全車一律多段式10速ATとなる。

荒れ地に強いクリアランス

全5グレード・エンジン&定員は各2種類、グレードは大きく3系統

最上位の「ZX」、スポーティな「GRスポーツ」、エントリー系「GX」を含む「VX」「AX」と5種類あり、ディーゼルが選べるのは「ZX」「GRスポーツ」の5人乗りのみ。

STYLE RV(スタイルRV) Vol.177 トヨタ ランドクルーザー300/250&レクサスLX No.2 より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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ラダーフレーム構造が継承された以外は、全くの別モノに生まれ変わった300系。それでもフロントマスクや圧倒的な存在感は200系をどこか感じさせる。新型はエンジンがV6ターボに刷新され、ディーゼルも復活。使える先進機能もてんこ盛りなので、詳細は要チェック。


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