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灯火類の【車検基準】LEDへの交換は問題なし? 明るすぎるヘッドライトはNG!?

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まず注意しておきたいポイントが5つ!

ライトによって細かく規定があるので意外と難しい!

灯火類の規定は非常に複雑で、色や点灯面積、明るさなど事細かに設定されている。また、灯火類が備わる位置も決められており、例えばフォグランプの下縁の高さは0.25メートル以上と定められている。前期型の86はフォグランプの位置が低すぎたため、少しのローダウンだけでも車検NGみたいなケースも、この基準に抵触することが原因。また灯火類には高さだけではなく、最外縁から400ミリ以内でなければならないという規定もある。大幅なワイドボディ化をしたときはウインカー位置などに注意が必要となる。これらの規定は車両の製造年月日によっても異なってくるため、一概にこれは○、これは×と言えないので、車検時に悩まされる部分だ。

Q.ライトの色は何でも良いんですか?

A.ヘッドライトはH18.1.1以降の製作車は白のみ

ウインカーはオレンジ、テールは赤と決められているのは多くの人が知る通りだが、ヘッドライトの色は平成18年1月1日以降に製造されたクルマに関しては白色のみが車検適合となり、それ以前のクルマでは白色の他、黄色もOKとなっている。一方、フォグランプに関しては年式を問わず白、もしくは黄色ですべてが同一のものであれば車検適合となる。最近ではLEDを用いて点灯色を変化させることができるフォグランプもリリースされているが、公道を走行するときは白もしくは黄色以外の色で点灯させると違反となるので注意が必要だ。なお、車検時に灯火の色を判別するのは担当する検査官となるため、担当者によって判断が異なる場合も珍しくない。

Q.自作のヘッドライトでも車検は通る?

A.規定を満たしていれば恐れるコトはない

純正ヘッドライトをベースに殻割りなどをして、オリジナルのヘッドライトを作成してしまうツワモノも存在しているが、灯火類の色や光量、点灯方法などの規定を満たしていれば問題なく車検を通すことができる。ただし、殻割り後の防水が不十分で水がライト内に入ってしまう状態ではNGとなる。また、結露に関しても乱反射が発生して光軸が出ない恐れもあるので注意したい。スモーク加工などをした際は、既定の光量が出ているかどうかも忘れずにチェックしよう。特にウインカーや車幅灯は見落としがちなポイントだ。

Q.流れるシーケンシャルウインカーは付けられる?

A.規定をしっかりクリアできてればOK

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LEDの特性を無視すると×のコトも!

※本特集で掲載している車検の情報は、陸運支局ごとの判断などにより見解が異なる場合がありますのでご注意ください。また、 整備不良や不正改造の取り締まりと見解が異なるケースもあるので、ご自身の責任にてカスタマイズを行ってください。

令和版! 車検の◯と× まとめはこちら

SUBARU STYLE(スバルスタイル) Vol.9より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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