プリウスがスーパーカーの仲間入り!? 空力効果も高いKUHLのエアロキットが最強だった

フォルム激変のワイドボディ！

金色の超ワイドボディで東京オートサロン2024にてお披露目され、セダン部門で最優秀賞を受賞するなど話題沸騰だったクールレーシングの60プリウス。当時はプロトモデルでの出展だったが、現在はそのときの姿のままで市販化が実現。まるでスーパーカーなド迫力プリウス、実際に手に入るから必見だ。

圧巻なのは片側50㎜ワイドという存在感バツグンの前後ワイドフェンダー。純正フェンダーとの交換式で、フロント後方には縦に長いスリット状のダクトを採用するなど攻撃的なスタイルに。純正フェンダーのアーチ上げ加工が必要になるリアフェンダーも、純正のような面出しにこだわった設計で、ハイインパクトなだけでなくフォルムの美しさも堪能できる仕上げだ。

下まわりのボディキットはすべて、このワイドフェンダーとの整合性にこだわった作り。フロントは純正バンパー下にアンダースポイラーを装着し、さらにその底面に薄型フラップディフューザーをレイヤードすることでワイド化を実現。純正バンパー両端にはワイドフェンダー用バンパーカバーも用意する。

サイドステップには別体のサイドカナードがプラスされていて、このカナードは空洞だから空力効果の予感も大。リアのマフラーは6本／4本／なしの3パターンから好みで選択が可能だ。

アンダースポイラーとフラップのダブルリップ構造となるフロント、フロント側に別体カナードを備えたサイド、アンダーディフュザーに別体のフラットディフューザーを追加した複雑で立体的なリアなどすべての意匠がレーシーで躍動的。塗り分けやすいのも特徴。

ワイドボディに負けじと圧倒的なインパクトを発揮してくれるのがリアの6本出しマフラー。大径の真円が6つ連なる様は壮観。別途4本出しの設定もあり。

純正白だとまた違ったイメージで

オートサロン時のゴールドカラーはセクシーでラグジュアリーな印象もあったが、パールホワイトだとまた違った雰囲気に。レーシー度も強まる。

ワイドフェンダーは前後とも圧巻の片側50㎜ワイド。フロントは交換式だがリアは両面テープでの貼り付け固定。バンパーアタッチメントやドアパネルでナチュラルにセットアップできるのもポイント。専用の給油口も付属。

【KUHLRACING 60R-GTW】PRICE LIST
ワイドボディキット
（前後フェンダー、前後バンパーアタッチメント、
リアドアパネル、給油口） 77万円
フロントフェンダーアタッチメント 6万6000円
フロントディフューザー 7万4800円
フロントアンダーディフューザー 8万5800円
サイドディフューザー 9万7900円
リアバンパー 11万円
リアアッパーディフューザー 8万2500円
センターフィン 2万2000円
リアアンダーディフューザー 6万500円
リアウイング 8万6900円
スラッシュ4テールマフラー 16万5000円〜
スラッシュ6テールマフラー 20万9000円〜
■エアサス：エアフォース
■ホイール：ヴェルズレーシング・VRF01R（20×10.0J）
■タイヤ：ファルケン・アゼニスFK520 （245/30 R20）
※エアロの価格は未塗装、塗装済みの設定もあり。