極低車高は、乗降性の高さにも貢献
免許を取得した18歳の頃からサーキットでのドリフト走行にドハマりし、某ドリフト雑誌主催の大会では東北地区2位まで登り詰めてDVDにも出演していたというまーそさん。
そんなドリフトのあるカーライフを謳歌していた最中、仕事場における不慮の事故で下半身に麻痺が残ってしまう。その後もAT車(13シルビアから100系チェイサー)に乗り替えてドリフトを続けてはみたものの、以前のようには楽しめず心機一転カスタム系へ方向転換することに。
ドリ車ばかり乗っていた反動か「今度は大きいクルマが欲しい」とチョイスしたヴェルファイアは、地元仙台の著名ショップであるフォルテにてオーダーメイド。ボディキットはクールレーシング、ブレーキやマフラーといったチューニング系アイテムはフォルテで統一。ブロンズカラーで引き締まった印象を与えるホイールも含め、シンプルでありながら存在感のある1台に仕立て上げた。
中でも車イスが必須のまーそさんにとってキモになっているのがACC製のエアサスで、停車時の極低車高はスタイリングだけでなく乗降性の高さにもつながっているとのこと。
ちなみにホンネでは西の人達(笑)のような鬼キャンで攻めたカスタムも実施したいけれど、出先におけるタイヤバースト等のアクシデントを考慮すると今の仕様が最適解とのこと。ドリフトの世界とも異なる人脈も得ることが出来た新たな相棒、これからもずっと一緒に走り続けてくださいね!!
Specifications
WHEEL●ワーク・VS-XV(20×F9.5J、R10.5J) TIRE●ナンカン(225/35) EXTERIOR●F/S/R/グリル=クール TUNING●エアサス=ACC マフラー/ブレーキ/アーム類=フォルテ 他
STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年11月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]