ジムニーのために最良を追求した操りたくなるスポーツフォージド
もはやレジェンド的な存在であるボルクレーシングのTE37は、モータースポーツ直系となる本格スポーツ鍛造。時代とともにさまざまな進化が与えられているのもその魅力で、海外のトラックカルチャーをリスペクトしたTE37XTもそのスピンオフ作品のひとつ。そんなTE37XTをベースに、ジムニー&シエラのためだけに専用で鍛え上げたモデルがTE37xt for J。強さと軽さや操作性、燃費性などをジムニーのために最適化された、すでに十分すぎるスペックを持つ鍛造である。
が、ボルクレーシングはそこで留まらなかった。ジムニーにとっての最適で最良とは何なのか。それを突き詰めるため専用のfor Jのさらなるブラッシュアップに着手。誕生したのがこのTE37xt for J ULなのだ。
付加されたULとはウルトラライトの頭文字。つまりただでさえ軽かったfor Jよりも、さらなる軽さを追求したのがこのモデルの特徴。何度も何度も解析作業を繰り返し、達成したのはfor Jよりも約350g軽量なわずか5.4㎏という数値。もちろんタフなオフロード走行にも対応できる剛性や強靭さは確保されており、オリジナルの強度基準も最高峰レベルとなるJWL+Rスペック2となる。
わずか350gと思うかもしれない。けれどもそのわずかが、クルマ1台分となると1㎏を超える。そしてその軽さは慣性モーメントにまで影響を及ぼす。つまり走り出しの軽快さや制動時のスムーズさ、切り返し時の滑らかさなどが向上するということ。操るのが楽しくなる鍛造なのだ。
【RAYS VOLK RACING TE37XT for J UL (レイズ・ボルクレーシングティーイー37フォアジェイ ユーエル)】
SIZE | INSET | HOLE | P.C.D | PRICE |
16×5.5J | 19 -1 -13 | 5 | 139.7 | 7万4800円 |
16×6.0J | −6 | 5 | 139.7 | 7万5900円 |
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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.277 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.14より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]