積載性は寸分も損なわない♪ カスタムオーディオの真骨頂
アトドアで真価を発揮する「デリカD:5」のDNAを受け継ぎ、全方位で活躍する軽スーパーハイトワゴンとして快進撃を続ける「デリカミニ」。そんな同車をあくまでファミリーカーとして導入しつつ、元来のクルマ好き精神からカスタムオーディオに注力したのがオーナーの薄井さんだ。
一点豪華主義なだけでなく良質なサウンドと見栄えを追求したオーディオメイクを手がけるのは、オーナー自身が学生時代から憧れていた希代のビルダー「クールフォーエヴァー」中沢氏。エクステリアはダウンサスとホイール変更のシンプルなメニューに収めながら(これが一筋縄ではないのもポイント)、米国カスタムオーディオ界の名門ロックフォードのユニットを贅沢におごったシステムはシンプルかつモダンに仕立てあげられている。
また、オーディオユニットを架装するボックスやエンクロージャーにはアルミパイプをカットして配置したパンチング処理が散見されるが、これはグラム単位で軽量化を推し進めた大日本帝国海軍の零戦からインスパイアされた「クールフォーエヴァー」ならではのアイデンティティーとして確立されたものとなっている。
SPECIFICATIONS
WHEEL●ワーク・マイスター(17×7.0J+38) TIRE●ナンカン(165/45) TUNING●ダウンサス=エスペリア AUDIO●ヘッドユニット=カロッツエリア、スピーカー/ウーファー/アンプ=ロックフォード、7バンドイコライザー 他
STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年5月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]