$ 0 0 安全装備と通信機能、ハードとソフトの両面が大幅進化 車線維持支援システム(LKAS)は、より遠くのカーブ曲率を認識してステアリング操作をアシスト。従来よりも早期に認識することで、滑らかなライントレースを実現する。 渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)は、先行車の挙動をいち早く判断。急加速や急減速のない、ドライバーの感覚にマッチした加減速支援を実現した。 新型N-BOXは安全運転支援システムのHonda SENSINGに、約100度の有効水平画角を持つフロントワイドビューカメラを採用。高速画像処理チップも使用され、従来よりも広い範囲と高い精度の検知能力を実現した。 標準装備のナビ装着用スペシャルパッケージにはリアワイドカメラを付属。一部モデルには俯瞰映像を含むマルチビューカメラシステムをメーカーオプションとして設定する。 ドライブレコーダーもディーラーオプションとして設定され、前方、後方、車内の映像を録画。ナビゲーションの画面で保存された映像や走行ルートを確認することもできる。 Honda CONNECTはクルマがWi-Fiスポットになる車内Wi-Fiにも対応。純正ナビゲーション/オーディオの画面を通じて、必要なデータ容量をその場で購入することもできる。 Honda CONNECTを利用すると、スマホにインストールした専用アプリで各種リモート操作に対応。エアコン、スライドドア、ドアロック、自車位置の確認などができる。 自転車も積みやすくなった広大なラゲッジルーム 通常時 後席が一番後ろにある状態だと、荷室の奥行きは約400mm。ホイールハウス間の最小幅は約890mm、フロアから開口部上端までの高さは約1170mm。フロア自体は先代と大きな違いはないが、実はテールゲートのハンドルが70mm低い位置に変わっている。テールゲートを開ける際に後ろへ大きくのけ反るような姿勢になるのが緩和された。 後席スライド時 後席を一番前までスライドさせると、奥行きは約590mmまで拡大。後席に人が座れる状態のまま、荷室のスペースを拡大することができる。シート背面の根本に付いているフックを引っ張るとスライドさせることが可能。いちいち室内側に移動せずとも、荷室側から操作できるため、あと少しだけ広げたい!という時にとても便利。 後席格納時 後席を前方に倒して格納した状態にすると、前席背もたれまでの奥行きは約1480mmとなる。フロアとシートバックの間に少し段差はできるが、内張りで自然とカバーされる格好となっている。ちなみにこの状態でシート位置を前後にスライドすることも可能で、平面部分の奥行きは約1280〜1480mmの間で調整できる。 後席格納時にできる隙間を埋めるカバーには、自転車の前輪を通しやすくする凹みを設けてある。自転車に両立スタンドが付いている場合は、スタンドを立てた時に後輪が凹みの位置に収まるような形状で、自転車積載時の安定感に配慮している。 いいものは先代から継承したシートアレンジ 後席には左右独立の前後スライド機構を装備。荷室の奥行きを拡大したい時以外にも、チャイルドシート使用時に後席の位置を前席に近づけておくことで子どもの世話がしやすくなるなど、さまざまな用途に適応する。ちなみに先代には助手席のロングスライドも一部に採用されていたが、新型では廃止された。 後席は座面を上に持ち上げるチップアップ機構も採用。こちらも左右独立して操作することが可能だ。鉢植えに入った観葉植物など、横倒ししにくい荷物を室内側に積んだり、あるいは子どもが車内で着替えをするスペースを稼ぎ出したり、といった用途が想定されている。座面裏には袋などを引っ掛けて置けるフックも装備。 前席のヘッドレストを外して、背もたれを目一杯後ろに下げると、広々としたフラットスペースを実現。足を伸ばして過ごせるソファのような空間を生み出せる。長距離運転でも疲れた時に車内でひと休みするのに便利なモードだ。クッションやマットレスなどを敷いて段差を埋める工夫を施せば、車中泊にも対応できるだろう。 数よりも質で勝負した、充実の収納装備 オープンタイプのドリンクホルダーを運転席と助手席の両サイドに用意。 ステアリングの下にはサングラスなどにちょうどいいロワポケットを装備。 少し大きめのセンターロワボックス。その上に12Vアクセサリーソケットも用意。 助手席前に設定したコンビニフック。使わない時は回転させて収納できる。 小物を置けるインパネトレーはUSBポートからも近いのでスマホにぴったり。 大容量化したグローブボックスはティッシュと車検証入れを余裕で収納。 フロントドアにはボトルホルダー付きのドアロワポケットが備わる。 後席には左右で少し大きさの違うドリンクホルダー付きサイドポケットを装備。 ▷新型N-BOX深掘りチェック まとめはこちら 最新軽自動車カタログ2024より [スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部] あわせて読みたい デザインモチーフは囲炉裏!? 新型N-BOXのコクピットは見た目、質感にもこだわりまくり! 新旧比較も ・インパネはよりシンプルな水平基調なデザインに ・メーターはステアリングの隙間から覗くイン… あわせて読みたい 無限でカスタムされたN-BOXは、パフォーマンスダンパーの効きが抜群だった!|新車レビュー ・日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員「工藤 貴宏」氏がインプレ ・フロントスポイラーは2タ… あわせて読みたい 9年連続の「アレ」も目前! 新型N-BOX、絶対王者の実力はやっぱりスゴイ! 新旧ディテールの違いもチェック|新車レビュー 軽自動車界のスーパースター、ホンダ・N-BOXが3代目となる新型へとモデルチェンジを実施。外…